ファシズム様式建築が日本に
1月に北海道をスキーで訪れた際に、バスで通りかかって見つけました。
あとで調べると、結婚式場でした。

http://www.takenaka.co.jp/interior/works/mwm07/s08/img/04a.jpg
http://www.takenaka.co.jp/interior/works/mwm07/s08/index.html
http://www.bc-top.co.jp/bell1.htm

なんとも、立派にファシズム様式(全体主義建築という言い方もあるようです)のツボを押さえています。大きな全景写真がないのが惜しい。Google の衛星写真で見ていただくとなかなかの存在感。

(追記:施工したのは竹中工務店さんですが、設計は道内の設計事務所のようです。竹中さんのサイトの情報が消えたので、いくつか追加しました。こちらはなかなかな写真です。)



1)大仰、大袈裟
2)骨太
3)ギリシャ、ローマへの憧れと回帰
4)バランスの欠如、無意味な繰り返し
5)どこか無機質(4と関係ありか)

http://www.bc-top.co.jp/kaijyo.html
内部の見取り図を見ると、大広間が並んでいて、まるで第三帝国総統官邸のようです。

私は実はファシズム様式の建築のばかばかしさが好きです。
ナチ党の思想そのものなどには興味はありませんが、今は取り壊されたZeppelinfeldの舞台装置としての存在感、EURの未来志向の既視感覚など建築としては素敵です。

私は個人的には結婚披露宴なるものは壮大な無駄であることを自覚して行いませんでしたが、この建物を確信犯的に使ってのばかばかしい演出による披露宴を行うのなら多少費用がかかっても一生に一回ぐらいはやってもいいように思ってしまいます。

「夢と魅惑の全体主義」 という本が新書で出ていましたが(まだ買っていない=>その後買った)、この本の著者は霊柩車についての著書もあるので、ぜひ、全国の派手な結婚式場についての 本も書いて欲しいものです。


(追記:2008年2月=この記事の公開も)
私としたことが、ベルリンで見たテンペルホフ空港そっくりではないかと今になって気がついた。まんま盗作といったらかわいそうだけどきわどい線いっています。設計者の方がカミングアウトして「はい、私確信犯です、シュぺーア大好き」って言ってくださればいいんですが。(ちなみにTempelhof flughafenはアルベルト・シュペーアの作ではありません。Ernst Sagebielという建築家です。)

by takeyurimiki | 2006-11-11 10:26 | 芸術 | Comments(0)
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